開業奮闘記


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開業奮闘記 No,1


 2013年6月末、それまで勤務していた医院の経営者から今年いっぱいで閉院すると言われました。私には約14年間にわたり診療してきた患者様方を、無責任に他院に紹介して終わりにするということは到底できません。できるだけ近所で開業し、今までの患者様を今後も責任をもって診療し、新規の患者様も積極的に診療していこうと決心しました。
自分の理想とする地域に密着した医療活動ができるという期待と、年末までに開業できるかという不安が交錯し、眠れない日々が始まりました。

 まさかこの期に及んで開業するとは夢にも思っていなかったので どうすべきか思案し、池田市に数年前 開業した大阪市立大学附属病院 勤務医時代の同僚に相談したところ、腕利きの開業コンサルタントを紹介されました。

開業奮闘記 No,2


 開業するとなれば、まずは開業場所です。いろいろ探しましたがなかなか条件の合う物件は見つかりませんでした。覚悟はしていたつもりでしたがやはり前途多難で心が折れそうになっていました。そんなある日、往診の帰りに 以前メガネチェーン店だった所がテナント募集となっているのが目にはいりました。国道沿いのビルの一階で、まさに理想的な場所でした。偶然の発見でしたが本当にラッキーでした。ビルのオーナーさんや仲介の担当者も協力的で次々と話が進み、内装工事の建築会社の方にも11月1日開院に向けて急ピッチで施工していただきました。

開業奮闘記 No,3


 医療機器の選定や医師会入会の手続き等 目のまわるような忙しい日々が続きました。 特に慎重になったのはスタッフの採用でした。新聞折込の募集チラシに掲載したところ驚くほど多くの方が応募してくださりました。はじめは経験豊富で即戦力になる方を採用する予定でしたが、面接をしているうちに、新生医院なのでスタッフも医療経験のあまりない、医院とともに成長してもらえる方を採用しようという考えにかわりました。コンサルタントのアドバイスは、院長である私の性格に似たスタッフを採用するのがベストということでした。現在一緒に働いてくれているスタッフがその条件にあった方々です。

開業奮闘記 No,4


  内覧会の際、親父が何か力になりたいと考えてくれ、来院された方にミカンを配ると言い出しました。底知れぬ親心に感謝しつつ、ミカンは丁重に断りました。

このたびの開業にあたり、いろいろな方と出会い、お世話になり、ようやく開院に漕ぎ着けました。多くの方から祝福され、感無量でした。私はこの数ヶ月の間に人と人との縁・つながりの大切さを身にしみて感じ、人生で一番の苦労と喜びを経験しました。

 開院にあたりご協力、ご教示くださった皆様、心より感謝致します。

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