睡眠時無呼吸症候群


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睡眠時無呼吸症候群


 熟睡できない。日中眠気をもよおすことが多い。いびきがうるさい。
特に 寝ているときに息が長い間止まっていることがあると言われた方は
一度検査を受けてみてはいかがでしょうか。

一晩検査するだけでかなり正確に診断ができます。

無呼吸の時間、回数によって重症度を判定し、個々にあった治療を提案します。




睡眠時無呼吸症候群(SAS)には、つぎのような治療を行います。


1.減量

2.生活習慣の指導

3.CPAP

4.口腔内装置

5.手術治療


睡眠時無呼吸症候群(SAS)が軽症の場合は、減量や生活習慣だけで症状が改善することもあります。しかしある程度症状が進んでしまった患者さんは、ひどい眠気のために気力が低下し、減量や生活習慣改善にもなかなか前向きにとりくむことができません。
こうした患者さんには、CPAPと呼ばれる装置を使った治療が適しています。





睡眠時無呼吸症候群(SAS)を発症するおもな原因にはつぎのようなものがあります。



1.太っていてあごや首に脂肪がついている

2.アデノイドなどの病気により、扁桃が肥大している

3.花粉症やアレルギーなどで、鼻が詰まりやすい

4.アゴが小さい

5.アルコールの摂取により筋肉がゆるんで、のどがふさがりやすくなる


SASは太った人に多い病気と思われがちですが、日本人など東アジア系の人間ではやせていてもアゴが小さいなどの顔の特徴から、SASにかかる人が多くみられます。太っていないからと関係ないと判断するのは禁物です。

さらに狭心症などの虚血性心疾患や心不全、肺の病気などにかかっていると、SASを悪化させるといわれています。





  
  

簡易PSG(スクリーニング)




日中の過度の眠気や睡眠中に大きなイビキを指摘され、外来を受診した場合、まず簡単な問診を行います。代表的なものに『ESS眠気テスト』があります。他にも睡眠障害に関する生活習慣病等の診察を行って、さらに睡眠呼吸障害の検査の必要性を認めた場合、簡易型検査装置によるスクリーニング検査を行います。多くは鼻口気流、気管音、SpO2を記録するものですが、呼吸運動や体動、心電図など測定できる項目が多い装置もあります。簡易型検査装置でSASである可能性が高いと判断された場合、さらに詳しい終夜睡眠ポリグラフ(PSG)を行い、睡眠中の低酸素状態や脳波による覚醒状態、鼻口気流の途絶・再開、胸腹部の呼吸運動などからSASの状態を詳しく判定します。





= 関連事故 =

睡眠不足や睡眠障害など、睡眠に関する問題が関与したとされる事故災害としては、アメリカ・スリーマイル島原子力発電所事故(1979)、スペースシャトルチャレンジャー号爆発事故(1986)、旧ソビエト・チェルノブイリ原子力発電所爆発事故(1986)、アラスカ沖タンカー座礁事故(1989)などが知られています。



一方、SASが関与したとされる産業事故の例としては、船舶事故では豪華客船スタープリンセス号の座礁事故(1995)、鉄道事故ではアメリカミシガン州での列車衝突事故(2001)があります。

身近なところでも、作業中の過度の眠気や居眠りによって機械に体を挟まれて大怪我をしたり、最悪の場合死亡するといった可能性も十分にあります。また、眠気や居眠りによって作業効率や生産効率は極端に低下しますので、企業や社会に与える経済損失は決して少なくありません。


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